シロアリ駆除対策としてヒバ油は良いのか?

シロアリ駆除対策をどうするか。

検討している築12年のお住まい。
建てたのは創業者と経営陣との確執で会社が2分したハウスメーカーです。

4、5年前からキクイムシが出始め、時々バルサンを室内で焚いてやり過ごすていました。毎年何度もバルサンを焚くもののキクイムシの穴は減りません。そうこうしているうちに築年数は12年。


「そういえば、シロアリ予防の保証は10年だったはず。そろそろ何かしないとやばい。」

と田中さんは気になり、同時にシロアリ駆除剤の害や工事費などいくつも不安材料が頭をよぎります。

新築時の予防に使われたシロアリ予防剤がヒバという樹種から採取されたヒバ油というものが使われていたそうです。そのため同じ予防剤を使わないと何か化学反応を起こし家族の体に異常をきたすのではないかと心配していたのです。

ヒバ油と言えば、名前くらいは多くの方が聞いたことがあります。そして森林浴とか天然とか、安らぐ匂いなどとても良いイメージもあります。このため人の体に良いモノと根拠なく決めつけている傾向が見られますね。

ヒバ油は樹齢の古い老木からしかとれません。いえ、厳密にいえば幼木からも取れますがほとんど取れないのです。そして虫対策、予防をその薬剤の類に期待する上で大切な条件があるのです。それは何年もの間その効力が維持されることです。

この点でヒバ油というのは、まさに「油」ですからすぐに蒸発してしまい何年もの間予防効果を発揮し続けることは科学的に無理があることがすでにわかっています。

そこで、販売者はどうするか考えたようです。

とにかくイメージは良いんだからそのイメージで売り出そうと。

ヒバ油という商品に含まれる天然ヒノキチオールは1%前後のものが多いようです。それが例え2%になったところでシロアリ予防効果に大きな変化はありません。そして、成分比率はともかく100%ヒバ油であったならその原料価格は20坪のお住まいを処理するのに30万円から40万円かかります。

ヒバ油だけで30万円以上かかるわけですから、作業費などを加えればいったいいくらになるのか想像に耐えません。

純粋なヒバ油であればあったでシロアリ予防効果として疑問があり、もしあってもその価格はシロアリ予防として使うには現実的な費用ではない。

「ヒバ油もどき」であれば、イメージどおりの安全性が確保されているとは限らない。むしろイメージ優先で販売されているだけに心配です。

こんな概要も知っていただくとイメージだけで買わされる危険も少なくなるのではと期待しています。もちろんここでお話ししたことはあくまでヒバ油をシロアリ対策商品として扱う場合で、芳香剤やお風呂に入れるなどの使用に疑問があると言っているわけではありませんことご理解ください。

虫対策には良いんですが、効果の対象や持続期間、その「商品」の安全性などよくよく検討されたうえでご使用いただきたいと望んでいるだけです。
そしてもうひとつ。天然だから、それだけで安全と考えるのは危険です。

例えば、タバコの害はそのタバコの容器にさえ危険性があると記載されているほど誰もが知っています。でも皆さん忘れてしまっていますが、タバコは単なる自然界に生えている植物でしかありません。

一説には、タバコ製造時に微量ではあるけれど殺虫剤としてヒ素が噴霧されておりこれが癌の発生率を高めているとも言われています。タバコは虫の食害が管理項目としてとても重要なのですが、虫に喰われたタバコなど見たことがありません。これほどに確実な薬剤による予防がなされているとなると逆にその薬剤の影響が心配です。

私はタバコを吸いますが、虫に喰われたタバコがあるならそちらを吸いたいと思います。

いかがでしょうね。

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