平日はお仕事で忙しいという方のために、土日も現地調査を賜ります。お伺いした際には、まずはわかっている範囲で状況をお話ししていただきます。

その聞取りの内容からおおむねの推測をしながら精密調査の準備をします。

床下や天井裏など普段人の出入りのない場所に立ち入りますのでホコリが室内に舞い落ちる可能性があります。そこで、床下の汚れが室内に入らないようにしっかり養生をします。

台所の床下収納庫、または畳のあげて荒床を切り開いて床下に入ります。シロアリの通り道(蟻道)や被害の有無、範囲、程度を調べます。

また、床下へ入ってさえも観ることができない柱や壁の中はレントゲン検査で生息の有無を調べます。

※このレントゲン検査は通常、有料で研究者と言われる人たちやシロアリ駆除業者は２００００円程度は請求すると聞いている作業です。当社は基本的に無料ですので安心してください。

シロアリ被害の始まりは多くの場合、床下の地中から住まいに侵入してきます。

そのため、最初の侵入経路である床下をまず丁寧に調べる必要があります。通り道、柱など木材をかじる音、木部の内部の被害空洞を叩くことで出る音の変化で見つけます。

シロアリの種類によって、天井裏に巣をつくります。また、被害そのものも住まい全体におよぶイエシロアリという種もいます。

この可能性がある場合には、天井裏もみます。雨漏りなどがなくても、もちろんあれば簡単に天井裏を食い尽くします。

住まいの寿命を縮めるのは、シロアリだけではありません。

雨漏りや水漏れ(排水など)、地中水分の床下への蒸発、結露など余分な水分は腐りという形で住まいの寿命、健康を大きく損ないます。

もちろん、シロアリが来やすい傾向を作り、活発にさせる要因です。

なので、この機会を利用して異常な水分、湿気を調べます。

シロアリは地面のなか、地中で生活する虫です。

あの家が美味しそうだと狙ってくるわけではありません。通りやすい、進みやすい場所へただ進んでいるにすぎません。

その時、日の光が当たらず、湿気もあって、風も当たらない…。そんな床下や基礎のモルタルの剥がれに到達してしまうとそこからイッキに集団は侵入してきます。

基礎の外側、表面に通り道となるトンネルを作ってお住まいに入ってくるシロアリもよくいます。

このような筋を見つけたら、すぐに連絡してください。

住まいの強度、耐震強度を大きくダメにする土台が危険な状態です。

シロアリの種類によっては屋外にいるだけなら緊急性はありません。ただ、そうはいいうものの近くにいるなら住まい内に侵入してくる可能性があります。

また、住まい内のシロアリと屋外のシロアリがひとつの家族、ひとつの集団としてつながっていることもよくあります。

切り株や根、木材燃料の残材などは、シロアリにとって

最高の住処であり、餌場です。

住まい、家だけでなく庭なども含め全体のシロアリの生息状況や種類、被害程度など把握できましたらご報告です。

イラストや写真など出来る限りわかりやすくお伝えします。

ご質問などあれば遠慮なく聞いてくださいね。

ご要望に応じて、どう対処したらよいか、ご提案見積もりもお出しします。処方箋には、もし工事をする場合の見積もりも記載します。

※見積もりを希望されたからと言って駆除工事の依頼義務はありません。

納得できないときは、私に工事を依頼しないで結構です。安心してくださいね。